自作PC NAVIパーツの選び方

パーツの選び方

PCケースの選び方

最終更新 2026年10月3日

目次

ケースの見た目

ケースの見た目と予算

ケースはパーツを固定し、空気の流れや配線を整える外装です。直接CPUやGPUの性能を決める部品ではありませんが、冷却や組み立てやすさ、収まるパーツを左右します。

側板を外した白いPCケースと側面の3基のファン
パーツを取り付ける前の白いケース。内部の空間と取り付け位置もケース選びのポイントです。Photo: Andrey Matveev / Pexels License

使うパーツが収まるケースの中から、予算に合わせて好きな見た目を選びましょう。マザーボードのサイズ、GPUの長さ、クーラーの高さ、電源の大きさへの対応と、必要な冷却を確認すれば、あとは色や形、素材などの好みで選べます。

先に好きなケースを決めて、そのケースに合うパーツを探す方法もあります。小型PCに限らず、見た目を重視して構成を考えるときに使える選び方です。

ガラスケースの注意点

強化ガラス側板は内部を見せやすい一方、重く、落下や硬い床面への接触に注意が必要です。前面までガラスで覆うケースでは、側面などに設けられた吸気口の広さが冷却性能に影響します。

パーツとの互換性

ATX・Micro-ATX対応

ケースが対応するマザーボードのサイズ規格(ATX・Micro-ATXなど)に、使う製品が含まれている必要があります。ATX対応ケースはMicro-ATXも搭載できることが多く、製品仕様と、マザーボードを支えるねじ受け(スペーサー)の位置を確認しましょう。

GPU最大長

ケースのGPU最大長は、グラフィックボードの実寸以上必要です。前面ファン、ラジエーター、HDDを固定する枠を取り付けると許容長が短くなる場合があり、完成時の構成が搭載条件になります。

GPUの厚さ

大型GPUは3スロット以上を使い、下側の拡張スロットやケースファンを覆うことがあります。カードの厚さ、マザーボード上の位置、底面との吸気間隔が使用できる空間を決めます。

CPUクーラー最大高

空冷クーラーの高さがケースの上限を超えると側板を閉じられません。メーカー値ぎりぎりではなく、ヒートパイプの先端や側板の吸音材も考えて少し余裕を持たせます。

電源最大奥行き

ケースの対応電源規格と最大奥行きが、搭載できる電源ユニットを決めます。電源本体が収まっても、取り外せるケーブルを電源へ挿す空間や、近くのHDDを固定する枠との間隔が必要です。

ケースの冷却と空気の流れ

ラジエーター対応

簡易水冷には、120・240・280・360mmなどの対応サイズと取り付け位置があります。ラジエーターとファンを合わせた厚さが、メモリ、マザーボード、GPUへ干渉しない空間も必要です。

ケースファン

ケースごとにファンの搭載可能数、対応サイズ、標準付属数が異なります。追加ファンには、マザーボードのファン端子、分岐ケーブルまたはファンハブと、対応する回転数制御方式が必要です。

エアフロー

基本は前面や底面から吸気し、背面や上面から排気します。吸気口が広く、パーツの前を空気が通り、フィルターを掃除しやすいケースは温度を管理しやすくなります。

白いPCケース内の照明付きファンの接写
ケースファンの例。空気の通り道とファンの配置が冷却に関わります。Photo: Arturo Añez. / Pexels License

ドライブの取り付けと前面端子

2.5インチ・3.5インチベイ

SATA SSDやHDDを使う台数分の取り付け場所(ベイ)が必要です。取り外せる固定枠はGPUや電源の空間を広げられる一方、外した後はその分だけ固定できるドライブ数が減ります。

前面USB・ファン・照明の接続

ケース前面のUSBと音声端子は、マザーボードの内部端子(ヘッダー)へ接続します。USB Type-Cの有無だけでなく、対応する内部端子がマザーボードにもあるかを確認します。

ファンの回転用端子と照明用端子は別です。一般的な5V・3ピンのARGBと12V・4ピンのRGBは互換ではありません。独自コントローラーを使う製品もあるため、付属ハブと配線方法を確認します。

配線と手入れのしやすさ

裏配線スペース

マザーボード裏の空間が広く、固定ポイントとケーブル穴が適切にあると配線しやすくなります。太い24ピンやGPUケーブルを通しても側板を無理なく閉じられる厚みが必要です。

PCケースのマザーボード裏側に電源ケーブルをまとめた配線スペース
マザーボード裏側の配線例。側板との間隔、ケーブル固定位置、電源周辺の空間が配線のしやすさを左右します。Photo: Bretwa / CC BY-SA 4.0

ケースを選んで、構成を作る

好きな見た目と、パーツの収まりを比較。

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参考資料
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