光学ドライブの役割
光学ドライブはレーザーを使い、CD、DVD、Blu-rayなどのディスクからデータを読み出します。書き込み対応モデルでは、データ保存用ディスクや音楽CD、映像ディスクの作成にも利用できます。
CD・DVD・Blu-ray
CD、DVD、Blu-rayは容量と記録方式が異なります。Blu-ray対応ドライブはDVDやCDも扱える製品が多い一方、DVDドライブではBlu-rayを読み出せません。製品仕様に記載された対応メディアだけが使用対象です。
| 種類 | 主な用途 | 必要なドライブ |
|---|---|---|
| CD | 音楽・小容量データ | CD対応 |
| DVD | 映像・ソフト・データ | DVD対応 |
| Blu-ray | 高画質映像・大容量データ | Blu-ray対応 |
読み込み専用と書き込み対応
ROM表記は読み込み専用、Rは一度記録するメディア、RWやREは消去して書き直せるメディアを表します。ドライブが再生に対応していても書き込み機能を持つとは限らず、記録速度もメディアごとに異なります。
内蔵型と外付け型
内蔵型はPCケースへ固定でき、配線を内部へ収められます。外付け型はUSBで接続でき、5.25インチベイがないケースや複数PCでの共用に向きます。薄型外付けモデルではUSBから電力を受ける製品と、別電源を必要とする製品があります。

SATA接続とUSB接続
デスクトップ向け内蔵ドライブはSATAデータ端子とSATA電源を使う製品が一般的です。外付け型はUSB Type-AまたはType-Cを使い、接続先のUSB規格と付属ケーブルによって利用できる電力や転送速度が変わります。
ケースの5.25インチベイ
一般的な内蔵光学ドライブには外部からトレーを開けられる5.25インチベイが必要です。最近のケースは前面をファンやラジエーター用に使い、5.25インチベイを備えない製品も多いため、ケース仕様にベイ数が明記された構成だけが対象です。
本体の奥行き
同じ5.25インチ幅でも本体の奥行きは製品ごとに異なります。ドライブ後方にはSATA端子とケーブルを曲げる空間も必要で、長い電源ユニット、上部ラジエーター、マザーボード端子と干渉する場合があります。
再生・書き込みソフト
データディスクはOSの標準機能で扱える場合がありますが、市販DVDやBlu-ray映像の再生には対応コーデック、著作権保護、ディスク形式を扱えるソフトが必要です。ドライブ本体だけでは映像再生機能が揃わない製品もあります。
リージョンコード
市販DVDやBlu-ray映像には地域別のリージョン制限が設定される場合があります。ドライブ、再生ソフト、ディスクの地域条件が合わないと再生できず、PC用ドライブではリージョン変更回数に上限が設けられることがあります。
データ保存用としての注意
光学ディスクは取り外して保管できますが、傷、紫外線、高温多湿、メディア品質の影響を受けます。重要データを1枚だけに残す方法はバックアップにならず、別のストレージやクラウドにも複製が必要です。
光学ドライブが必要な用途
ディスク版ソフト、音楽CDの取り込み、映像ディスクの再生、既存ディスクの読み出しを行うPCには光学ドライブが必要です。ダウンロード販売と配信サービスだけを使う構成では必須ではなく、必要なときだけ外付け型を接続する方法もあります。
必要なメディアが決まったら
実際の構成で光学ドライブを選ぶ
対応メディアと接続方式、ケースの5.25インチベイに合う製品が候補になります。
光学ドライブから構成を作成する参考資料
画像の出典とライセンス
- 光学ドライブは対応するCD、DVD、Blu-rayを読み書きする装置です。撮影・制作:Nele Andresen / CC BY-SA 3.0 / 記事レイアウトに合わせて白背景へ配置し、リサイズ、WebP変換
- 内蔵型ドライブには、ケースの5.25インチベイと本体奥行きに合う空間が必要です。撮影・制作:William Hook / CC BY-SA 2.0 / 記事レイアウトに合わせて白背景へ配置し、リサイズ、WebP変換
